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バブル経済

バブル経済とは、簡単に言うと「実態の伴わない高騰した経済」のことで、不動産や株式をはじめとした資産の価格が、投機によって相応な価格以上に上昇し、その上昇が魅力となってさらなる投機を呼ぶという循環が起こっている状態の経済のことをいいます。

日本では1980年代から始まり1990年代に崩壊し、日本経済に大きな打撃を与えました。実はこの現象は世界各国で起きており、最も有名と思われるもので、アメリカのバブル崩壊が引き起こした“世界恐慌”などがあります。また、古くはオランダの1634年から37年にかけて、チューリップに対する投機熱が高まり、チューリップバブルが起きました。

バブル経済は、実体経済の経済成長以上に資産価格が上昇した状態であり、本来は維持できるものではありません。呼び込まれた投機によって成り立つ経済活動である為、その高騰熱とも言えるものが冷めると急激に下落してしまいます。

通常、バブル経済においては、資産価格の上昇を背景にして、活発な投資・消費が行われ実体経済も実際に活性化します。しかし、活性化された実体は、価格の異常な上昇幅ほど大きくはない為、結果的に泡が弾けたように空洞部分が崩壊してしまうのです。

バブル経済が実体経済へ好影響を与えていたのと同じように、バブル崩壊は実体経済に大きな打撃を与えることになってしまいます。米国発の世界恐慌や、1990年代日本の失われた10年などはその典型と言えます。

バブル経済は、経済だけの影響にとどまらず、その進歩的かつ期待先行の時代状況は文化的側面にも大きな影響を与えます。

例えば、何十万円、何百万円もする高級品が簡単に売れたり、雇用は圧倒的な売り手市場で高学歴の学生を超一流企業が大口採用したり、また高級レストランや高級イタリアブランドが流行るなど、国民全体の趣向の変化や生活環境の変化に大きく影響を与えます。

2008(C) XXXXXXXX